第5回 WBC MVP大谷翔平選手の言葉

コラム

第5回 WBC 日本チームが決勝でアメリカを破り、3大会ぶり3度目の世界一に輝いた。

そこで、侍ジャパン公式ツイッターが、決勝戦前の円陣の様子を投稿したが、”大谷翔平選手の円陣声出しが名言すぎる”と話題になっている。

投稿内容ですが、選手が集まるロッカールームで、栗山監督に「翔平、お願いします」と呼ばれた大谷選手は以下のようにナインに声をかけた。

「1個だけ、憧れるのを辞めましょう。ファーストにゴールドシュミットがいたり、センターにトラウト、ベッツがいたりとか、野球をやっていれば誰もが聞いたことがある選手がいると思う。今日1日だけは、憧れてしまったら超えられない。今日は僕たちは超えるために来た。トップになるために来た。今日1日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう。さあいこう!」

メジャーリーグで活躍する大谷選手だから言える、とても重みのある言葉だと思う。そして、世界中の人たちに勇気を与える言葉だと思った。

「憧れてしまったら超えられない」

何事もレベルが高くなればなるほど気持ちやメンタルが重要ですが、私自身も、いま目の前にあるチャレンジしたいことに強く向き合っていこうと勇気をもらった。

そして、決勝戦での二刀流は、WBCの歴史として長く語り継がれるだろう。日本野球界にとっても試合後にトロフィーを掲げる大谷選手の勇姿は、14年前の優勝時の「平成のイチロー時代」を思い出させるとともに、「令和の大谷翔平時代」を象徴するシーンでもあった。

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